幼児教室PAL パル・クリエイション

   
パル便り

パル便り「2011年度 7月号(チャイルド)」

 いやはや、何とか夏日状態で留まっていた気温が、真夏日に突入です。これからずっとこんな状況?大変な夏になりそうですね。でも知恵を出して何とか乗り切らなければなりませんね。教室では、子ども達を熱中症にする訳にはいきませんので、それなりの節電でいきたいと思います。水分の補給も大切です。汗拭きタオルも必要かな。とにかく無事に夏を乗り切りましょう。
 それにつけても、子どもの体力の低下が気になります。全般的に外で活発に遊ぶということが少ないのだと思います。昔は子どもを外に放っておけました。放っておかれた子どもは、自在に動き回っていました。そして子ども同士の中から流行の遊びも伝わってきました。鉄棒が流行れば、私も鉄棒が上手くなりたいと感じたでしょうし、ゴム段が流行ればどうにかして高いジャンプがしたいと試みたでしょう。でもそのような環境はもう幼児の世界には望めなくなりつつあります。方やお母さん達の認識と体力はどの程度でしょう。今年リトルクラスの戸外活動で植物園に行って驚いたのは、お母さん達の体力の無さです。
植物園を一回りするなど雑作も無いこと、と考えたのは私たちスタッフの思い込みで、お母さん達にはかなりきつかったようです。かといって子どもは難なく一回りしてきたのですから、このことから想像するにお母さん達が必要と感じている子どもの運動量と実際とはかなりかけ離れていることが分かります。
「一生使っていく身体をつくる」ことは、とても大切なこと。お母さん達も元気で長生きできないと困ります。便利な生活の中では、疲れる程に体を動かすことは中々無いのかもしれません。でもお子さんに運動能力を求めるならなおさら、普段の運動量に配慮すべきです。
 今年は年長・年中さんの合宿を取りやめにしました。地殻の状態が不確実な中では、危険を避けるべきだと考えたからです。思い切り体を動かす体験をさせてあげられなかったことはとても残念に思います。それでというのもなんですが、今年は特別造形教室を開こうと考えました。本来合宿に当てていた3日間を使って、少・中・長の3クラスに向けて特別カリキュラムを致します。よろしければお申し込み下さい。外部のお友達もお誘い下さってもかまいません。別紙で詳細をご覧下さい。