幼児教室PAL パル・クリエイション

   
ひとりごと

パルだからこそできること

慶應義塾幼稚舎合格体験記      2014年3月

 笑顔で元気に入学式を迎える準備ができ、パルクリエイションの先生方に心よりお礼を申し上げたいと思います。

 初めてパルクリエイションに伺ったのは年中の春でした。体験レッスンの日のことは今でも鮮明に覚えています。体操の時間に、子供たちは海賊になりきり、宝島へ向かうために跳び箱を乗り越え、平均台を渡り、次々とワクワクするストーリの中で身体を動かす喜びを感じていました。 そして造形の時間には、子供たちが不思議なタネを先生からもらい、そのタネから自分のイメージする植物がぐんぐんと成長する絵を教室中に描くものでした。子供たちが絵具で汚れた手を洗っている間に、先生方は教室にジャングルの音楽を流し、まるで子供たちのエネルギーに満ちた植物の画にジャングルの動物たちが導かれてきたかのような世界が出来上がりました。 子供たちは驚きと興奮で笑顔に満ちていました。夢中になって造ったものが更に大きな世界観へ広がる時間を、時を経つのを忘れて親子で楽しみました。息子も私も迷うことなく、“来週もパルに来ようね。”とその日に入会を決めました。

年中、年長と月日を重ねるにつれ、息子は身体を動かすことを好み、秘密基地や段ボールロボットを造るなど、創造することに夢中になりました。年長になり担任の先生に「何か一つ、深く興味を持つものを見つけることができたら、もっと伸びると思いますよ。」とのご助言を頂き、その後毎週末、キャンプや川遊び、博物館や山登りなどに親子で出掛けました。息子の真剣な顔や弾けるような笑顔を見ることができ、かけがいのない時間を一緒に過ごすことができました。

 色々な経験を重ねる中で、息子は恐竜に興味を持ち、恐竜博物館や恐竜の足跡を見に出かけ、化石発堀体験にも挑戦しました。先生のおっしゃったとおり、「恐竜」という強い興味がわいてから、息子は図鑑や絵本を読むために平仮名に取り組み、自ら恐竜ノートを作成し、将来、海外での化石発掘を目標に英語にも積極的に取り組みました。大好きなものに熱中する楽しさを得たことで、息子の大きな成長を感じることができました。そして息子をよく知ってくださっている先生からのご助言により、私たち親自身も成長をさせていただく機会を頂きました。

 受験当日は自分の行ってみたいところを描くという課題に、大好きな恐竜と、その世界だったら、自分はどんなものが必要かを想像し取り組むことができ、とても楽しかったと話してくれました。

 子供の持つ無限の可能性、豊かな個性が伸びやかに成長するように、時間をかけて導いてくださったこと、そして親自身が日々の子育てを心から楽しみ愛おしむ時間となるようご指導いただけたことは、私ども家族にとって宝物でございます。そして念願の希望していた学校への合格を頂き、心から感謝の気持ちでいっぱいでございます。誠にありがとうございました。