幼児教室PAL パル・クリエイション

   
パル便り

パル便り「2007年4月号(リトル)」

 満開の桜の下を歩いた翌日には冷たい雨が花びらをたたいています。気温差15℃の気候には体がついゆかず、風邪をひきそうです。でも来週からは、又あたたかい日射しが帰ってくるでしょう。そんな日射しの中,パルのリトル・クラスはスタートします。この年齢のお子さんの伸びは目ざましいものがあります。クラスに慣れるまでは多少トラブルもあるとは思いますが、来年の春にはみんなビックリする程元気に楽しく遊べるようになります。そんなお子さんの姿を必ずお見せすることができると思っていますので是非休まずに通って下さい。

 この“パルだより”は月に一回お配りします。内容はスケジュールのお知らせやお願い等です。“今月は造形で○○を使いますのでご用意下さい”とか、“今月の見学日は○日です”といったことが書かれていますので、必ず目を通して下さる様お願いします。

 お子さん方は今までずっとお母さんと一緒に過ごしてきて、ここではじめてお母さんから離れて過ごすトレーニングをすることは充分可能です。ひと昔前の子ども達は就園以前から、近所の子ども達や大人に接していて就園時には人への免疫は持っていました。そして、それはお母さんの補助のついた人とのふれ合いではなく、子どもがひとりで外に出ていって自らが作る人とのふれ合いの中でかち取ったものでした。それを考えると、昨今の状況の中では、人と接する機会は意識的に作らなければならないのかもしれません。周囲に対人関係を多く持つお子さんの場合は、割合スムーズにお母さんと離れることができます。今までその経験が少なく,お母さんにベッタリだったお子さんの場合は、乗り越えるのに少し時間がかかるかもしれません。けれど,余分に悲しい思いをさせるのは無用ですから、大人の側にはその分配慮が必要です。その為にはお母様方と私達スタッフとの間のコミュニケーションが重要となります。充分なコミュニケーションを取ることができて、お母様方と私共の間に信頼関係が築ければ,お母様方も安心して私共にお子さんを預けることができるでしょうし、そうした空気を感じてお子さんも安定します。オリエンテーションでも活動内容をご説明しますが、その後も疑問な点不安な点等,お聞きになりたいことは、いつでもスタッフにご相談下さい。お母様方がご存知のお子さんの様子と、私共が集団の中で見たお子さんの様子をつき合わせることで解ることもたくさんあります。細かな話し合いを積み重ねることで、お子さんが伸びのび楽しく活動できるよう心掛けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。