幼児教室PAL パル・クリエイション

   
パル便り

パル便り「2009年4月号(チャイルド)」 

なかなか開かなかった桜も、一雨あってようよう満開へと向かう気持ちになってきたようです。ひょっとしたら小学校の入学式がピークにな るかも知れませんね。
パルの教室も、4月6日から新学期のスタートです。幼稚園新入園の年少さんを新しい顔ぶれに迎えて,中・長それぞれに大きくなったお友達と一緒に又楽しく活動をしていきたいと思います。“三つ子の魂百まで”と言われますが、この時期を充実して過ごすことが先々の生き方に大きく影響します。規制の知識の詰め込みに終始するのではなく,如何に感じ,考え,自分を表出したり解放したりできるようにすることが,大きな基礎を作ります。子ども達が自主的にたくさんのことを経験し、吸収していけるような場面を作っていきたいと思っています。今年のパルの合い言葉は、“子どもに、より自主的な活動を ” です。可能な限り子ども達を受け身にさせない授業を目指していきたいと考えています。その為のカリキュラム・人と人の関わり方の見直し、環境設定のデザインの改良など、この春休みを使って徹底的に考えてきました。新しい気持ちで子ども達との活動を始めたいと思います。
< 今年度からパルに通うお子さんのお母さま方へ >
お子さんとのコミュニケーションづくりも授業を進める上でとても大切ですが,それを支えて下さるお母さま方とのコミュニケーションも又,私たちは大切だと考えています。折りに触れお話をさせていただいて、お互いの理解を深めることが、お子さんを無理なく健やかに伸ばすことに繋がると考えるからです。私共がどのような根拠で体操や造形を様々な形でお子さんに渡しているかは、月に一度お配りする「体操の要点・造形の要点」や、見学日の後の懇談会等で説明させていただきますが、私たちの一方的な発信にならぬようお母さま方のご意見も伺いたいと思いますので、是非紙面に目を通すことや懇談会への参加を宜しくお願いいたします。又、個人的なご相談もいつでもお受けしておりますので、お声を掛けて下さい。
私たちは,子ども達が単に体操や造形の技が巧みになることのみを目指しているのではなく、それぞれの体験を通して培われるもっと大きな力を身に付けてくれることを本意としています。目に見える伸び,目で見ることの出来ない内面の伸び,双方に働きかけ,どんな場面に直面しても積極的に取り組める力,柔らかな心を持って柔軟に考えることのできる能力を子ども達に持たせたいと思っています。子ども達が楽しく活き活きと活動し、大きな成果を得るよう誠心誠意努力して参ります。宜しくお願い致します。