幼児教室PAL パル・クリエイション

   
パル便り

パル便り「2009年6月号(チャイルド)」
 まだ5月というのにほとんど真夏の服装で事足りる毎日、真夏はどんな服装をすればいいのか悩んでしまいます。新型インフルエンザの流行で日々ニュースのチェック欠かせない状態が続いています。今年は季節性インフルエンザも例年より長く居座っているようで,気候に対する対応と併せてお子さんの健康への留意が必要でしょう。体力を落とさせないようにしっかりと食べさせ、たっぷり寝かせる、を心掛けた方がよいと思います。新型インフルエンザに関しては、行政の対応がえらく大仰だと感じているうちに、感染者が増えてきたら対応不可能と言う理由で規制が緩められる方向に変更されたりと、一般人にはどうも腑に落ちない対応なのですが、いずれにしても今のところは、季節性インフルエンザと毒性の程度に差が無いと言うことなので余り過剰反応をしてもいけないと思います。しかし一度威力が落ちても再び秋以降の流行はどうなるのか、又今のところ弱毒性といわれているものが強い毒性に変異する恐れがある等、不安は依然残されたままです。これ程人の動きが活発な現代社会では、今以上に流行が進めば、当前のことながら行政が対応しきれるはずも無く、個々人のそれぞれの責任において賢い判断のもとで生活するしか無いのでしょう。こんな事態になってみると、小さい子どもを満員電車に乗せ繁華街を経由して遠くの学校に通わせることの危険性なども一度考えてみた方がよいでしょうね。ある附属の小学校では、親が関西方面に出張した家の子は10日間の出校停止だそうです。様々な地域から生徒を集めている学校では、学校で感染を拡大させると、更に広い地域へ広がっていく危険を考えなければならないのでしょう。とにかく今回は慌てず騒がず且つ用心深く子の危機に対処していきましょう。

 パルのそれぞれのクラスは、着々とカリキュラムが進んでいます。そして子ども達は着実にその成果を身に付けています。今は途上ですから明らかに完成した形を見る事はは出来ませんが、子どもの進度というものは教えた次の瞬間出来るようになるというわけではないので、じっくりしみ込んでそれが現れてくるのを待つ気持ちが無いと、逆に子どもの伸びを止めてしまいかねません。子どもは目に見える成果とともに心の成長も果たしていくわけですから、その心の成長を促していかなくては成果に繋がらないのです。親の焦りは禁物で、子どもは楽しめている時にグーンと伸びるわけですから、そこで過度に叱咤激励してしまうと心に蓋をさせることに繋がりかねないのです。子どもの良い状態をお母さま方にもご協力頂いて作っていくことが肝要かと思います。宜しく御願い致します。