幼児教室PAL パル・クリエイション

   
パル便り

パルだより5月号(リトル

 桜が咲くまでは冬かと思う程の気温だったのが、散り始めた途端、いきなり夏日になって・・・日本に四季は無くなりつつあるのでしょうか。このままずっと暖かいのでしょうか、それとも又寒い日がある? 疑心暗鬼のこのごろです。

 新しいクラスがスタートして三週間が過ぎました.朝お母さんと離れる時は泣いていても、すぐに泣き止んで楽しく遊んでくれる子が多く、まずまず順調な滑り出しかと思います。

お子さんに泣かれるとお母さんも辛いでしょうが、今の状態をことさらマイナスに捉える必要はありません。お子さんとお母さんとはお腹の中からのお付き合いで、子どもはお母さんと2人の世界が大好きです。けれど、お母さんがお子さんを教室に入れた理由の1つには、外の世界に少しずつ慣れて欲しいというお考えがあってのことと思います。

子どもは初め、お母さんと引き離されるのは当然のことながら不安に思い、抵抗します。でもお子さんが私達の手に委ねられた瞬間から、私供も必死に子どもの気持ちに寄り添い、言葉をかけ、気分を楽にしてあげようと努めていきます。そうするうちにお子さんは、私供の言葉に耳を傾けるようになり、ここは怖い場所ではないことを実感します。何か困ったことが起きても助けてもらえることを知るうちに、不安が消え、お母さんの他にも自分の身を委ねていい大人がいることを知ります。その大人を仲立ちにして、他の子どもと係われるようになる、これが集団への移行なのではないでしょうか.

今泣いていない子もそのうち泣くことがあるかも知れません。教室の中で毎回様々なことが起こり、それに刺激されて知的に伸びてもいきますが、何かの拍子に心細さを感じて泣くこともあります。ですが、上にも書きましたように、そうした状況が集団への入り口と捉えて頂ければ、お子さんはスムーズに乗り越えてくれます。母子分離をスムーズに行うには、お母さんの役割と私供の役割がうまく噛み合ってこそ成り立つのだと思います。お母さんがゆったりと構えて ”楽しく遊んでおいで” と云う気持ちで明るく送り出してくだされば、きっと間もなくクラス全員がリラックスして集団遊びを楽しむようになってくれると思います。

 ゴールデンウィーク明けには、植物園への戸外活動があります。いろいろな
体験をすることで、更に私供との距離が縮まることと期待しています。

授業のようすはこちらのフェイスブックよりごらんください。