幼児教室PAL パル・クリエイション

   

パル便り

パルだより3月号 リトル/チャイルド

今号のパルだよりを書くに当たって、丁度一年前の文章を読み直してみました。
2020年2月3日に横浜港に入港したダイヤモンド・プリンセス号でのコロナ集団感
染が日々ニュースに挙げられ、市中感染もじわじわ広がりだし、2月13日には国内
初のコロナでの死亡者が出ました。その頃になって私たちはようやく、これは只事
ではないと思い始めたように記憶しています。1年前のパルだよりには、
“たくさんの情報の中から正しいとおぼしき情報を、賢く選択して対処しましょう”
“今は人混みを避けることと、丁寧な手洗いを心がけること”
等が書かれていて、結局一年経ってもその対処に尽きたなと思いました。(+マスク
ですよね)
更に文章は日々の体調管理に及んでいます。
“充分な睡眠、栄養、運動、身体の清潔、気持ちの安定を保つこと”
と、あります。私たちは1年間必死にそれらを守り、体調を維持してきたと思いま
す。以上のような対処で命はギリギリ守れましたが、やはりこの1年不足していた
ことはたくさんあったと思います。自由な行動を制限され、人とのコミュニケー
ションもままならず、ストレスフルな1年だったと思います。そんな中、大きな決
断をして2月11日に作品展の開催に踏み切りました。批判も覚悟でしたが、皆さん
大勢来ていただきました。来場率は90%近く、近年では最高値でした。1年近く見
学日も取りやめ、お母様方とのお話の会も取りやめで、パルの授業は言わばブラッ
クボックス化していたのですね。危険回避に必死で、皆様方の「子どもの様子を知
ることのできない不安」には対処できていなかったのだと、つくづく感じました。
私も当日はなるべく多くの方とお話しすべく、開場中はたくさんの方に声を掛け、
お話させていただきました。この先も今まで出来なかったコミュニケーションを取
り戻すべく、お話できるチャンスを増やしていければと思っています。どうぞ皆様
の方からもお声を掛けてください。みんなでストレスを溜めない行動をしていきま
しょう。

授業のようすはこちらのフェイスブックよりごらんください。