幼児教室PAL パル・クリエイション

   

パル便り

パルだより3月号 リトル/チャイルド

 日々少しずつ春に向かって、天気は変化を見せています。三寒四温とはよく言ったもので、あっ、暖かくなってきたなと思っていると、また気温が急降下という動きを今年に入って何回感じたことでしょう。暖かくなることは嬉しいことですが、それとともに花粉症の季節も一緒にやってきます。ここから2ヶ月弱、目と鼻のケアが欠かせません。大人だけかと思っていたら、子どもにもひどい症状の子がいます。予防と治療は大人の裁量にかかっています。是非症状の緩和に努めてあげてください。  
 子どもを理解するとはどういうことでしょう。理解が届かなかった時、子供はどうなるのでしょう。子どもを持つ大人は、どのくらい子どもを理解しているでしょう。1歳半から3歳にかけての「イヤイヤ期」は最もポピュラーで、多くの人がこの言葉を知っています。でもその時期をどの様に通り越せば良いかを知っている人は多くありません。4歳はどんな時期なのか、5歳は?その年齢に現れる一般的な特徴だけでなく、置かれている家庭環境や保育環境が子どもにどんな感情をもたらしているか、友達との関係にトラブルはないか等、子どもの心理を理解する努力はなされているでしょうか。2歳児は子ども同士で物の取り合いをするものだ、と書いた覚えがあります。取り合う前から行動を止め、事無きを得るのは誰の為でしょう。子どもに帯同している親同士が気まずい思いをするのを避けるためではないでしょうか。止められた2歳児は、友達とものを取り合う経験を失い、対処の仕方を学ばないまま大きくなります。4歳児は3〜5歳の就園児の中ではギャングエイジですが、それはどうしてでしょう。5歳になるとそれが一段落するのは何故でしょう。全てに理由があります。「どんな感情からそうしたのか」という内面を探る、「この行動で何を伝えたかったのか」を想像してみることは、とても重要です。私たちが持つ様々な感情は、子どもも同じ様に持っています。大人は負の感情を収める方法も発想を変える術も知っていますが、子どもはそうではありません。語彙が少ない分、正確に自分の気持ちを伝えることもできませんし、伝えると言う術も思いつかないのかもしれません。言いたいことは漠然と胸の中にありますが、言葉にすることさえも思いつかず、不機嫌になったり泣いたりせざるを得ないのでしょう。「眠いからぐずっているのね」とか「元気がないから具合が悪くなるかも知れない」など因果関係が見通せることは、我が子に関わるお母さんは敏感です。でも「良かれと思って」の親の行動が、子どもの心理に悪影響を及ぼすこともあるのです。ある時お母さんの目の前で、年上の子が我が子にぶつかって何も言わずに去ろうとした際、そのお母さんは「何故謝らないの?」と年上の子を怒鳴りつけました。するとぶつかられた女の子は、お母さんに泣いて訴えたのです。「どうしてお母さんはいつもそうやって私のことに口を出すの?」お母さんの剣幕にこの子は、自分の居場所を危ういものにすると感じたのではないでしょうか。過保護を退けた女の子は立派でした。

高崎

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